【講評】

2022年度においても重厚な問題が出題されている。実際の試験では計算問題である第1問と第3問については完答することが求められる。第5問は最近の東大入試で頻出の内容であることから比較的取り組みやすかったのではないだろうか。残りの問題はどれも一筋縄ではいかない問題であるが,全く手が付かないというわけではない。理Ⅰ,理Ⅱの受験生は第1問,第3問,第5問,理Ⅲ受験生はそれに加え残りの3題のうち1題を完答し,残りの問題で部分点をとることが目標である。

  1. 東京大学 2022年度前期 理系第1問(微分法,積分法:B)
  2. 東京大学 2022年度前期 理系第2問(数列,整数:D)
  3. 東京大学 2022年度前期 理系第3問(最大最小問題:C)
  4. 東京大学 2022年度前期 理系第4問(整式の微積分,論証:C)
  5. 東京大学 2022年度前期 理系第5問(積分法:C)
  6. 東京大学 2022年度前期 理系第6問(場合の数,確率:D)