【講評】
標準的な問題が多く,きちんと学習している人にとっては高得点を獲得できるセットである。第4問は文系の人にとって苦手な軌跡の出題であり,避けた人が多いであろう。実際5題の中でも最難問であり,残りの4題の勝負である。第1問から第3問は完答が必須であり,合否を分けるのは第5問。確率漸化式がここ2年理系で出題がないのに対し,文系では出題されているのは注意すべきである。
- 京都大学 2022年度前期 文系第1問(対数関数,不等式評価:B)
- 京都大学 2022年度前期 文系第2問(数列,場合の数:A)
- 京都大学 2022年度前期 文系第3問(整式の微分,整式の積分:B)
- 京都大学 2022年度前期 文系第4問(軌跡:C)
- 京都大学 2022年度前期 文系第5問(空間図形,ベクトル:B)